福祉教育
福祉教育とは
〇地域共生社会(共に生きる社会)の実現にむけて、思いやりの心を育みます。
福祉教育とは、身の回りの人々や地域との関わりをとおして、そこにどのような福祉課題があるのかを学び、その課題を解決する方法を考え、解決のために行動する力を養うことを目的としています。福祉教育を通じて、地域に暮らす障がいのある人や高齢者を含めた様々な人々と関わり、生き方にふれることによって、命の尊さや思いやりの心、相手を理解しようとする豊かな心を育むことができます。
富士市社会福祉協議会の取り組み
〇富士市福祉教育担当者連絡会
市内小中学校の福祉教育・ボランティア実践担当教諭等を対象に、社協から提供できるプログラム等の紹介や、いかに地域と連携し、福祉の総合学習を通じてどのような学びを得られたのかを共有し合い、各校における福祉教育の推進に資することを目的に連絡会を開催しています。
〇夏休み福祉なんでも学習
毎年8月第1土曜日に、夏休みの自由研究の課題や福祉全般についての学習のヒントとなる体験型学習会を開催しています。
「夏休みの自由研究で福祉を取り上げよう」、「防災について興味がある」、「授業で福祉について学びたいが、どうすれば?」と悩んでいる方々はもちろん、どなたでもお誘い合わせてお出かけください。
〇福祉体験機材貸出
福祉の啓発、福祉教育等における体験用として、疑似体験機材の貸出を行っています。
貸出品目・数については、下記をご覧ください。
〇福祉教育への支援
福祉教育を積極的に推進するため、学校・クラス単位、企業等において、福祉体験機材を使用しての体験学習や、福祉施設職員・当事者による福祉に関する講話を行っています。
よくあるご相談
Q1.児童生徒が福祉施設でボランティア体験を実施する予定ですが、どのような事前学習をすればいいでしょうか?
A1.児童生徒にとって、施設の利用者がどのように過ごしているかをイメージすることは難しいと思います。
そこで、高齢者や障がい者の状態を疑似体験することによって、身体の変化や心情を学び、体験に備えることが出来ます。
時間や人数等、相談に応じて、様々なプログラムを組み立てることが可能です。
また、近隣の福祉施設の職員から、実際にどのような支援をしているのか、お話を聞くことも出来ます。
その際は近隣の福祉施設のご紹介も行いますので、是非、ご相談ください。
【福祉体験】
【施設職員の方による講話】
Q2.地域で生活している当事者((例)耳や目が不自由、車いす利用者)の方から、どのような生活を送っているかお話をお聞きすることはできますか?
A2.当事者の方をご紹介させていただきます。
当事者の方は自身の障がいに応じて、工夫して生活を送っています。
実際に当事者の方より直接お話を聞くことにより、「障がい者」ではなく、当事者の環境や障がいの状態によって個性があると気付くことが出来ます。
依頼をするにあたり、条件等がありますので、是非、ご相談ください。
【当事者の方による講話】
お問い合わせ
富士市社会福祉協議会 ボランティアセンター
富士市本市場432-1(富士市フィランセ東館3階)
0545-64-7100
0545-64-9040
vc@fujishishakyo.com